京都にはたくさんのベーカリーショップがあります。進々堂、志津屋(SIZUYA)、まるき製パン所、たま木亭など、有名どころは数知れず。パンが好きで消費量が多いのであれば、価格は安い方が嬉しいですよね。
京都府は「1世帯あたりのパン消費量」が1位なんだよ♪
本記事では、京都の老舗ベーカリーである「進々堂」の、パンを格安で購入できる工場直売店を紹介します。進々堂のパンを格安で購入したい方、価格を抑えてパンをたくさん食べたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 進々堂の基本情報
- 進々堂工場直売店のパン紹介
- 進々堂工場直売店の店舗情報
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進々堂とは?
進々堂は京都を代表する老舗ベーカリーショップです。1913年(大正2年)4月に開業し、2022年に創業109周年を迎えています。新書制約の一節にある「目標を目指して一心に走っている」という言葉から「進々堂」と名付けられました。
現在では「京都には進々堂がある」と言われる程、有名なベーカリーショップとなっています。進々堂の経営方針は下記の内容です。
経営方針
引用:【進々堂】公式サイトより
一、お客様第一の徹底; 私たちは心を込めて最良の商品とサービスの提供に努め、お客様から愛され尊敬される会社を創ります。
一、自分育て人育て; 私たちは共に技術を磨き、知識を高め、人格の向上に努めて、仕事に厳しく人に温かい会社を創ります。
一、内部管理の充実; 私たちはルールを決めて守り、あらゆるロスを無くし、生産性を高めて、規律正しく成長力のある会社を創ります。
京都に住んでる人なら、進々堂を知らない人はいないぐらい有名なパン屋さんだよ!
1920年から竹屋町寺町に本社工場を構えていましたが、2020年の8月に伏見深草に工場を移転しました。移転したことにより、京都の伏見に進々堂工場直売店が作られることになりました。
進々堂が人気の理由
現在進々堂は工場直売店を含め、京都市内に12店舗のお店があります。食パン、調理パン、菓子パンなど全部で約70種類以上のパンがあり、種類も豊富です。
定番のパン・季節限定のパンなどバラエティ豊かなラインナップで、いつ訪れても新しいパンとの出会えます。お客さんを飽きさせない、人気の理由の一つです。
進々堂のパンへのこだわり
進々堂は出来たてのパンをお客さんに届けたいというこだわりがあります。1日に何度かに分けてパンを製造することで、午前の時間帯、午後の時間帯どちらでも出来立てを味わうことができるのです。
さらに、パンに使用されている卵やバター、野菜やフルーツも本来の味を楽しむために余分な材料は使用することなく、食材にもこだわっています。
進々堂工場直売店でパンを格安で販売している理由
進々堂工場直売店で販売されているパンは、通常の店舗の販売価格よりも格安です
では、なぜ格安で販売することができるのか。理由を解説していきます。
通常価格の半額で販売されているパンも多いです!
工場直売店のみの販売である
進々堂の各店舗で販売されているパンは、パン工場で製造され納品されたパンを販売しています。
パン工場で販売規格に沿わないパンがでてくると、店舗に納品することはできません。規格外のパンは進々堂工場直売店に納品され、通常の価格よりも安く販売されます。
形状・サイズが規格外である
進々堂工場直売店で販売されているパンは、形状・サイズが規格外のものを販売しています。
パンを廃棄処分することは、地球環境にも悪影響です。品質・味に問題がないパンを格安で販売することで、人にも地球にもうれしい内容となっています。
規格外といっても、見た目が悪いとは全く感じなかったよ!
前日の売れ残ったパンを工場直売店に回収したものもある
進々堂のこだわりとして出来たてのパンをお客さんに提供するという内容があります。各店舗では当日に製造したパンのみを販売しており、当日に製造されたパンが売れ残った場合、店舗から工場へと回収されます。
まだ食べられるパンの廃棄を防ぐため、工場直売店のみ前日のパンで品質に問題のないものを格安で販売しているのです。賞味期限も問題はありませんが、できるだけ早く食べましょう。
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進々堂工場直売店で販売されているパンの内容
進々堂工場直売店は、地域密着型で近隣住民の方々に寄り添ったお店です。最近では名前が広まっていることも有り、遠方からもパンを求めて来店する方が増えています。
オープン前には、毎日のように行列ができているのだとか……。
週はじめの月曜日は、お客さんが特に多いみたい!
食パンシリーズ
進々堂にはたくさんの種類の食パンがあります。販売されているパンはすべて日替わりです。
お目当ての食パンがあるかどうかは、行ってみてからのお楽しみ♪
食パンの種類 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
プリミエール | 1斤 | 110円 |
プリミエール | ハーフ | 60円 |
エンゼルゴールド | 1斤 | 130円 |
エンゼルゴールド | ハーフ | 70円 |
ウィンザー | 1斤 | 160円 |
ウィンザー | ハーフ | 80円 |
コンプレ | 1斤 | 120円 |
コンプレ | ハーフ | 60円 |
醍醐味 | 1.5斤 | 160円 |
醍醐味 | ハーフ | 80円 |
パン・ド・ミ | 1.5斤 | 180円 |
パン・ド・ミ | ハーフ | 90円 |
雑穀生活シリーズ | 各種2枚 | 100円 |
全粒生活シリーズ | 未確認 | 未確認 |
通常の店舗で購入するよりもかなり格安です!!
フランスパンシリーズ
■商品名 バゲット
■販売価格 150円(当日のもの)
100円(前日のもの)
■サイズ 長さ56㎝・幅8㎝・厚さ4~5㎝
高級フランスパン専用粉を使用した本格的なフランスパンです。噛めば噛むほど風味とコクを感じることができます。シンプルな味わいで肉料理やスープはもちろん、幅広い料理に合います。
■ベーコンエピ
■販売価格:3個で200円コーナー
バゲット生地のもっちりとした食感が心地よい歯ごたえです。ベーコンは厚みがあり食べ応えもあります。軽く温め直して食べるとさらに旨みが凝縮されます。
■うぐいす豆フランス
■販売価格:3個で200円コーナー
ウグイス豆のほんのりとした甘みと、小麦粉の風味を生かした素朴な生地の味わいが相性抜群です。
調理パンシリーズ
■すぐきピロシキ
■販売価格:80円
京都の老舗漬物屋「打田漬物」と進々堂のコラボ商品第一弾。
すぐき独特の酸味と風味が食欲をそそりつつも、漬物感は控えめで優しい味わいとなっています。
※「すぐき」はカブの変種で、澄んだ酸味が特徴です。「柴漬」、「千枚漬け」と合わせて京都の三大漬物と呼ばれています。
■しば漬カレーパン
■販売価格:80円
京都の老舗漬物屋「打田漬物」と進々堂のコラボ商品第二弾。
赤紫蘇が香るシャキシャキとした食感の柴漬と、ひき肉の旨みたっぷりのカレーパンが融合しました。控えめな辛さと柴漬け酸味のバランスが良く、飽きることなくパクパクと食べてしまいます。
■チーズとベーコンのパン
■販売価格:3個で200円コーナー
チーズの味と香りが強く、パン生地はもっちりと少し歯ごたえのある食感。惣菜パンとして食べたい、大人も子供も大好きな味です。
■ペッパーフランクデニッシュ
■販売価格:3個で200円コーナー
サクサクのデニッシュ生地に包まれたボリューム満点の粗挽きフランクフルト。サクサクとした食感も良く、食べ応えもあります。ブラックペッパーは少し強めです。
菓子パンシリーズ
■北山メロン
■販売価格:3個で200円コーナー
京都の北山生まれのメロンパンです。外はさっくり、中はふわふわな食感。ほんのりと自然な甘さであっさりとした味わいです。ラム酒を使用しているようですがあまり感じずでした。
■洛中 粒あんぱん
■販売価格:3個で200円コーナー
しっとりとした生地に粒あんがぎっしり詰まったあんぱんです。あんは甘すぎることはなく、あっさりとしています。
洛中とは平安時代の言い方で「都の中」という意味です。今は京都の市内という意味でも使用されることがあります。
■五色豆ぱん
■販売価格:3個で200円コーナー
5種類のかのこ豆(豆の蜜漬け)を使用した豆パンです。豆の種類は下記の通りです。
・うぐいす豆
・金時豆
・黒豆
・白豆
・小豆
豆本来の素朴な風味と甘い味わいがクセになります。豆は想像以上にたくさん使用されているので、豆好きの方は、ぜひ食べてみてください。
進々堂工場直売店のパンの販売価格について
基本的に「3個で200円コーナーにあるパン」は前日に製造され、売れ残った商品であることが多いです。お店のオープンとともに飛ぶように売れていきます。
午後になってもまだ残っている場合、購入しやすいように1個で80円の値段設定で販売されることもあります。
※本記事での販売価格は、管理人が実際に購入した時の値段です。(2023年4月23日現在)
※日によって販売価格の変動がある可能性があります。
進々堂工場直売店の店舗情報
■ 住所
京都府京都市伏見区深草西川原町20-1
■ 営業時間
[月~金]
10:30~15:30
※売り切れ次第終了
■ 定休日
土曜・日曜・祝日
※営業時間・定休日は変更となる場合があります。
■ 支払い方法
現金のみ
■ 駐車場
有(店舗近くに4台分、駐車場所は要注意)
進々堂工場直売店のまとめ
今回は京都の老舗ベーカリーの「進々堂工場直売店」をご紹介させていただきました。進々堂の歴史は長く100年以上あります。製造されているパンは美味しいものばかりで、格安でパンを販売されている工場直売店があることはうれしいですね。では、最後に本記事のおさらいをしておきます。
- 進々堂の基本情報
- 進々堂工場直売店でパンを格安で販売している理由
- 工場直売店で販売されているパンの内容
- 工場直売店のみの販売である
- 形状・サイズが規格外のパンを販売している
- 前日の売れ残ったパンを回収したものもある
格安で販売されるパンには、食品ロスを減らす努力があることがわかりました。
販売する側も購入する側もうれしい内容で、パンの廃棄が減ることは環境にもうれしいことです。進々堂工場直売店は、皆が幸せになれる店舗といえますね♪
進々堂のパンを格安で購入したい方、価格を抑えてパンをたくさん食べたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ロスパンを買うだけで、フードロスが減ったり誰かが喜んだり、みんなが幸せになるような仕組みが作られています。
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